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■2009年10月25日もっとおいしい教室■


「わー、血だー!」、「ぎゃー!」、「気持ち悪い!」
子どもたちの驚きの声が教室じゅうに広がりました。

鮭の解体ショー

2009年10月25日、第2回もっとおいしい教室のテーマは「秋の味覚を食べよう!」。季節の食材を使って料理をします。メニューは、栗ときのこの炊き込みご飯、石狩鍋、柿の蜜煮の3品。参加者は5組12人になりました。

今回は旬の料理を学ぶほかに、もうひと工夫。鮭をまるごと一匹さばいて石狩鍋にしますが、ついでに魚の構造を勉強しようというもの。さてさて、どんな教室になるのでしょうか。

鮭であっても、カレイであっても、基本的に構造は同じです。背ビレ、胸ビレ、腹ビレ、尻ビレ、尾ビレと魚にはたくさんのヒレがありますが、皆さんはそれぞれどの位置にあるかわかりますか? 鮭類には、アブラビレというものもあります。

魚の構造を解説
魚の構造を解説

魚をさばくときに、憶えていなくてはならないのがヒレのほかに、エラ、骨、血合いなど。特に、エラと血合いは、アクの元になるので、忘れないで取り除きます。鮭の絵を使って、これらの解説がありました。

いよいよ料理がスタート。最初は、炊き込みご飯の仕込みから。きのこなどの具材をダシ汁と醤油、酒、みりんでさっと煮て、ザルでこして具と煮汁に分けます。この煮汁を冷まして、研いだ米に浸して30分たってから、栗を入れて炊き始めます。もちろん、電子炊飯器ではなくお鍋で。

小揚げを切っています
小揚げを切っています
ワタシにだってできるもん
ワタシだってできるもん
ボクは未来の巨匠
ボクは未来の巨匠

次は鮭をさばきます。講師が持つ出刃包丁に、子どもたちの食い入るような視線が集まります。エラを包丁で外して、腹を開いて内蔵を取り出すと・・・、冒頭の叫びが起こったのは、この時でした。

3枚におろして、身の方は子どもたちが切り分けました。ここでプロのひと手間。さばいた切り身とアラに塩を振って30分。魚体から水分が出てきたら、80℃くらいのお湯を上からかけて、霜降りにします。水を差してぬるま湯にした後、血や汚れを手で落とします。こうすると魚の臭みやアクの素がきれいに抜け、後で煮たときにすっきり仕上がります。このひと手間が、プロの技でした。

魚の骨を抜いています
魚の骨を抜いています
お父さんと料理
お父さんと料理
切り身に塩をふって
切り身に塩をふって

鮭の下ごしらえを終えて、石狩鍋に使う野菜を切っていると・・・、炊き込みご飯の鍋が焦げ臭い・・・。あわてて中をのぞくと、あらら、まだご飯が固いのに周りが焦げていました。3つの鍋とも同じ炊き方をしているのに、一つだけ失敗したようです。あわてて水を差して、しばし弱火で加熱。祈るような気持ちで開けてみると・・・、ふーっ、どうやら持ち直したようで、何とかうまく炊きあがりました。

<講師から>
後でよく考えてみると、失敗の原因は鍋の大きさと米の量の問題だったようです。このグループだけ、大きな鍋で少しの米を炊いたのに、火が強すぎて一気に周りだけ焦げてしまったようです。もう少し弱火にすべきでした。ゴメンナサイ。

炊き込みご飯
うまく炊けたかな? ドキドキ
柿のデザートづくり
柿を切ってデザートに

いよいよ石狩鍋の調理。大鍋で豪快に炊きます。まず昆布でダシをとって、酒、みりん、白味噌で味付けをしますが、なかなか味がきまらない。ここで初参加のお父さんの出番。家でも料理をするというお父さん。慣れた手つきで味付けをして、バッチリきめてくれました。あとは具材を入れて煮るだけ。

石狩鍋の材料
石狩鍋の材料

様々なハプニングはありましたが、無事全部の料理が出来上がって、みんなで「いただきます!」。時計を見ると、予定時間より早くできました。今回は切り物が少なかったこともありますが、子どもたちの手際がとても良くなっています。何回か教室に参加していると、料理が上手になっていくのがわかります。

いただきまーす
いただきまーす
この日作った3品
この日作った3品
おいしいね
おいしいね♪

試食の間に講師からクイズが出されました。
「きょうは、いろいろな材料を使って料理を作りました。さて、きょう使った材料の中で、生き物でなかったものが2つだけあります。それは何かな?」

子どもも大人も、首をかしげて考えて、なかなか答が出てきません。

恐る恐る女の子が手を挙げて、
「野菜?」
「野菜は植物だから生き物だよね」

「砂糖?」
「砂糖は、ビートとかサトウキビという植物からできます」

「ノリ?」
「ノリも海草だから植物です」

「塩?」
「そう、一つは塩です。もう一つは?」

こんな会話が続いて、答は塩と水。逆に言うと、きょう使った材料は、塩と水以外はすべて生き物でした。

「私たちは、他の命を食べて生きています。ご飯を食べるときに『いただきます』と言いますが、これは『命をいただきます』という意味です。だから食べ物は大切にしましょう」
こんな講師の話に納得の参加者でした。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、「ごちそうさま」と後片付け。「またね」と一人ひとり手を振って別れました。次回は2月。教室初のスイーツ特集です。


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